「中原中也」山口市が商標出願
山口市出身の詩人・中原中也(1907~37年)の名前の無断使用を防ぐため、同市が特許庁に直筆の氏名の文字を商標出願した。認められれば、8月ごろに登録される。
市によると、商標出願した文字は自筆の「中原中也」と「中也」の二つ。4年前に宮城県の飲料製造業者が「中原中也」を商標出願し、遺族の反対で却下されたが、市は現代詩の「中原中也賞」を創設するなど顕彰に取り組んでおり、今年2月に遺族の了承を得て申請した。
登録後、使用許可の判断は市が行う。市文化政策課は「イメージを損なう商品のはんらんを防ぐのが目的。他社の使用を制限するものではない」とし、登録された場合もイメージを損なうものでなければ第三者に無償で許可するという。